さあ!「あによべ体操」をやってみましょう!
「あによべ体操」は、舌を本来あるはずの位置(舌先が前歯から離れて、舌背がふんわりと上顎に触れた状態)に導いてくれます。
舌が正しい位置に挙上されると、
・子供の歯並びが良くなる。矯正中の人は後戻りが少なくなる。
・免疫力が高まり、風邪をひかなくなったり、アレルギーが改善される。
・唾液が出やすくなり、消化が良くなり、内臓疾患が減る。口臭改善。
・飲み込みやすくむせなくなる。
・呼吸が楽になり、副交感神経が優位になるので、穏やかでキレにくくなる。精神が安定する。
・姿勢が良くなり、肩こりや腰痛の改善がみられる。
・体液循環が良くなり、身体が軽くなる。
・脳機能がアップする。
・身体機能アップ。力を出したり、抑えたりし易くなる。
・小顔
などなど、良いことがいっぱい。
さあ、「あによべ体操」をやってみましょう!
「あ〜」
「あ〜」によって、咬筋、側頭筋がリリース(解放)されます。
大きなお口を開けて、「あ〜」と言いましょう。
「に〜」
「に〜」によって、大頬骨筋、小頬骨筋、口角挙筋がリリースされます。
出来るだけ頬を挙げましょう!
「に〜」で気をつけたいのは、上と下の歯は当たらないようにします。
間に舌を挟むようなイメージで行うといいです。
「よ〜」
「よ〜」によって、口輪筋、頬筋がリリースされます。
左右の口角がくっつくくらいに、お口をすぼめましょう!
「べー」
「べー」の前に、一度下顎を前に突き出してから、「べ〜」と舌を出し、出来るだけ舌が胸に付くくらい、下に出してください。
下顎を突き出してから行うので、外側翼突筋、舌顎骨筋がリリースされます。
ゆっくりであれば、1日30回を目安に、あるいは、早く行う時は、100回を目安に行ってください。
「あいうべ体操」の前後で、舌の位置を確認しておくと、違いがわかって良いですよ。