さとう式リンパケアには三つの基本があります

さとう式リンパケアには、三つの基本があります。

 

1つ目は、身体は腔で構成されている。

2つ目は、支持筋は屈筋である。

3つ目は、筋肉を緩める。

 

です。

 

どういうことでしょうか?

 

1.身体は腔で構成されている。

IMG-1928

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真の右側の体型になっていませんか?

 

人の身体は、口腔・胸腔・腹腔という3つの腔があり、それがつながっています。

 

口腔が潰れると、つながっている胸腔、腹腔も潰れていきます。

すると、心臓や肺、お腹の中の臓器などが圧迫されて、お身体の調子が悪くなるんです。

 

まずは、口腔を緩めてしっかり広げてあげることが大切になります。

 

 

 

2.支持筋は屈筋である。

 

人の身体には、屈筋と伸筋という2つの筋肉が拮抗しあっています。

 

関節を曲げるときに短く縮んで収縮するのが屈筋で、伸筋よりも比較的大きな筋肉です。

プレゼンテーション1 (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

この屈筋は、図のように、上半身は前側、下半身は後ろ側についていて、ジャッキアップのように、伸びる方向につっかえ棒のように身体を支えていると考えます。

 

 

3.筋肉を緩める。

筋肉が縮まった状態で動かなくなると、体液(リンパ間質液)の流れが悪くなり、老廃物が排泄されなくなります。

 

すると、

 

筋肉がパンパンに張った状態になり、筋肉を包んでいる筋膜が引っ張られて、刺激され、痛みとなっていきます。

 

この筋肉は、軽く触れたり揺らしたり、ゆっくり息を吐いたりすると、簡単に緩んでいきます。

 

ただし、だら~んとした筋肉ではなくて、ぱあ~んと張った、質の良い筋肉になるんです。

 

弾力性があり、柔軟性があり、ポンプ作用のある筋肉になると、リンパ間質液はとても流れが良くなって、いろんな不具合が良くなっていくのです。

 

さとう式リンパケアは、この3つの基本で理論が成り立っています。